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40代以上は約75%前後ピロリ菌いる⁉検査と除菌を自費でした話

40代以上は約75%前後ピロリ菌いる⁉検査と除菌を自費でした話

ちょうど40代だった「2013年」に下記のような衝撃の調査結果があったなんて!
でもよく読むと60歳以上になるのかな?今は2025年だから70代以上かな?それでも衝撃でした。

1992年の調査結果では、日本でピロリ菌を保菌している人は、10歳までが5%程度、20歳までが20%程度、30歳までが25%程度、40歳までが40%程度ですが、40歳以上では70~80%程度と非常に高い割合になっています。この年代は2013年現在、60歳以上にあたる世代です。ピロリ菌は、主に小児期に感染するものですから、衛生環境が整っていなかった時代に幼少期を送ったこの世代の感染率はこのように高いものになっています。
ピロリ菌.net

今回は、私がピロリ菌の検査を自費で受け、内視鏡検査を行わずに除菌治療も自費で進めた実体験をご紹介します。

ピロリ菌の感染経路は井戸水?検査をした理由

20年ほど前に、母が胃の具合が悪くなり吐いたりご飯が食べられないなどで周りからは「がんではないか?」と言われるほど瘦せてしまい病院で検査をしたところ、ピロリ菌感染が原因ということがわかりました。

母は除菌が終わるとすっかり元気になり、驚くほど速く体重が戻り回復していきました。

そのまた10年後くらいに、兄から「人間ドックでピロリ菌がいることがわったからお前も検査したほうがいいよ。」と連絡がありました。いつかのTVでみた私の知識で、子供のころに井戸水を飲むと感染する※ということが頭の片隅に残っていました。小さなころに母親の実家(栃木)へ遊びに行くと「ここの水道水は井戸水だから飲みすぎるとおなかを壊すよ。」と言われたことを覚えています。

日本ヘリコバクター学会でのピロリ菌に関するQ&A「ピロリ菌はどのように感染するのですか?」では、『ピロリ菌はヒトーヒトで経口感染しますが、環境因子や家庭内感染など他にいくつかの感染経路も考えられます。』と回答されており地下水とピロリ菌の関係についてはコメントされていません。

以前は飲み水などに混入したピロリ菌による感染が疑われていましたが、衛生環境がよくなった現在では、ピロリ菌感染者の唾液を介した感染が考えられているそうです。

感染した親と同じお箸の利用等
親から子へ

ピロリ菌ほっとくとどうなる?

ピロリ菌感染者は、下記のようなリスクがあります。

ピロリ菌が関係している病気は、「萎縮性胃炎」「胃・十二指腸潰瘍」などの炎症性の疾患。「胃がん」「胃MALTリンパ腫(粘膜関連リンパ組織に生じるBリンパ腫)」などの悪性腫瘍。さらに、「特発性血小板減少性紫斑病」など消化器以外の疾患との関連も指摘されています。
特に「胃・十二指腸潰瘍」の患者さんはピロリ菌感染の割合が約90%と関係性が高いことが分かっています。

ピロリ菌.net

私自身は胃の調子は全く悪くなく、むしろ食欲があって太ってしまうと心配するほど。ピロリ菌は、胃に常在する細菌で、感染していても症状が出ないことが多いらしいです。
でも、これは確実にいるな!と思ったので近所の小さな病院で検査をすることにしました。

ピロリ菌の検査って何科?費用は?自費で除菌!

改めて今検索すると「消化器内科」と出てきます。ですが私はこの時、何も考えずに近所の小さめの病院「内科・小児科・整形外科(入院患者とかはいなく、胃カメラやレントゲンなどはある)」に行きました。

「母と兄がピロリ菌を除菌していて、自分もいると思うので検査してほしいと」話したところ、血液検査をしてくれました。検査結果は後日1週間程度後だったような気がします。(10年位前のことなので記憶が・・・)

結果は陽性(ピロリ菌感染者?保菌者?)ということで除菌をすることに。しかし、ピロリ菌の除菌を健康保険適用で行うことができるのは、内視鏡で胃炎と診断された場合とのこと。以前に胃カメラで苦しい思いをしたつらい記憶がありそれだけは避けたいので自費で除菌をすることに。
話を聞くと胃カメラも1万5000円くらいかかるので、自費で除菌のお薬購入の方が結果安かった!

3種類のお薬を出されて、7,000円~8,000円と記憶しています。

1週間程度飲み忘れることなく飲み切るように指示があり忘れないように頑張りました!
最後に除菌が成功したがどうかの確認で、息を袋(検査キット)に吹き込む「呼気検査」というので、検査をして、見事除菌成功を確認!

最終的にかかった費用(ざっくり記憶ですいません)

合計2万円行かないくらいだったと記憶しています。

 血液検査 約4,000円
 除菌薬 約8,000円
 呼気検査 約5,000円

また、消化器内科でなくても検査と除菌はできるという結果でした。

ですが、私の行った病院は区の健康診断に使用されている病院でもあったのでたまたま対応できたということかもしれませんが、除菌自体はお薬で、検査も血液は外部に出すだろうし呼気検査は検査キットだし、どこでも出来そうな・・・近くに消化器内科がない人は電話で確認しても良いかも。

また、本来は胃カメラを飲んで胃がん等がないかを見てから除菌をしないと病気を見落としてしまう可能性があることから胃カメラを勧めているようです。

除菌から約10年後・・・

なぜ今頃このブログを書いているのかというと、最近初めての人間ドックを受けて胃カメラを飲みました。(人間ドックについては後日改めて記事にします。)

1年に1度は胃カメラで経過を見るよう勧められていましたが、胃カメラの苦しい記憶が鮮明すぎてなかなかチャレンジできず、除菌後の胃については気になっていたので今回思い切って再チャレンジ。

結果、「所見(萎縮性胃炎)がありますが精密検査は不要。年1回の検査を受けてください。」でした。

萎縮性胃炎て治るの?調べてみた

✔ ピロリ菌を除菌すれば、進行を止めることは可能

  • ピロリ菌が原因の場合、除菌治療をすることで 炎症を抑え、症状を改善することができる
  • 胃がんのリスクも減らせるため、早めの治療が重要

✔ ただし、完全に元の状態には戻らない

  • 軽度の萎縮であれば、ある程度回復する可能性はある
  • しかし、すでに重度の萎縮が進んでいる場合、完全な回復は難しい

✔ 胃の粘膜を守り、進行を防ぐことが大切

  • 定期的な検査と、生活習慣の改善が重要
  • 刺激物を避け、胃に優しい食生活を心がける
  • ピロリ菌除菌後も、胃の状態を確認しながら対策を続ける

除菌してもリスクはあるという意味を思い知らせれました。
なるべく胃にやさしい生活を心がけていきます!

参考:日本ヘリコバクター学会
参考:ピロリ菌.net 等

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